
スパのガイドライン
- 健康と美の維持・回復・増進を目的とする施設。
- ホスピタリティーマインドに基づく接客サービスを提供していること。
- 原則として浴槽を有し、水をりようした健康法またはプログラムを実施していること。そして、使用する水の種類を明確にしていること。
- 施術もしくはプログラムを専用のスペースにおいて実施していること。
- 基準を満たす設備を備えていること。
- スパで行われる施術に関する専門の教育を受けたスタッフが常駐していること。
- 利用規定および利用料金が明示されていること。
スパのサービスアイテム
- 温水浴療法
- 各種トリートメント
- エステティック
- 気孔鍼灸
- アロマテラピー
- ハイドロセラピー
- 太極拳
- ヨガ
- カイロプラクティック
- サウントセラピー
- カラーセラピーと医療施設に於けるスパサービス等
機能を補間支援するサービス
- 化粧品
- ハーブ
- 漢方
- サプリメント食品
- 飲料
- コンピューターソフト
- スパ関連機材
- 施設
- 用具
- 衣料品
- 書籍出版などを提供する業界からの補完
- 支援サービスと、人材養成サービス
- コンサルタントサービス等
スパの語源
世界が注目しているスパ
「水による健康」を意味するラテン語「SANITAS PERAQUAS」の頭文字 "S・P・A″とする説など諸説があり、もともと水や温泉を利用した病気治療を意味していましたが、近年、ストレスの増大、長寿高齢社会を背景に、スパはくつろぐと癒しの場として注目され、さらには美しく健康であり続けるためのライフスタイルを学び体験できる場として脚光を浴びつつあります。また、スパは補完代替医療予防医療の分野でも注目されています。
スパの現状と問題点
近年、多数の市民が利用するようになってきた、心身の健康維持・回復・増進を図る予防医学的サービスを総合的に総称する「スパ」に関する分野において、スパの効能が知られるのに伴い利用者が急増し、スパサービス事業の新規参入者も増加の一歩を辿っていますが、一般市民が求めているスパに関する情報不足と、スパの本質を理解しているサービス提供者が少ないことなどが指摘されて来ました。
そこで、不特定多数の市民に対する情報提供及び安全で効果的な利用方法など、スパに関する知識の普及を図る一方、スパサービス提供者の健全な発展を促進するために、高い知識・経験・技能を備えているスパ技能者・指導者による、スパサービス提供者の評価と能力を高めるためのスタンダード作りと指導・啓発活動など、多角的且つ組織的活動が望まれてきました。